レオン復活のきざし
前回、日記をアップしたらすぐにワンコ介護仲間でもあるガールフレンドからLINEが届きました。
「レオンは夏バテで食欲がないだけだと思います!
ワンコはスーパーポジティブだから、死にたくない!とか、もうすぐ死んじゃうな〜なんて考えないんですよ!」
と、沢山の励ましの言葉に目が覚めました。
私は1ヶ月も何も食べたくないといい、無理矢理流動食をあげても酷い下痢を繰り返すレオンを見ながら、送る覚悟ばかりしていました。
そうだよね!
レオンはもう今すぐにでも死ぬと決まっている訳じゃないよね。
と考え直しました。
「ごめんね。自分が辛いからって、もう死んじゃうんだと決めつけちゃって」
「のんびり行こうね!」
とレオンに謝りました。
そして残暑が続く中、前からまとまった休みにレオン達と避暑地に行く計画を考えていましたが、諦めかけていたその考えがまたふつふつと湧き上がってきました。
毎日、点滴を受けている状態、お腹が治ってない状態。
悩みに悩んで、妙子姉さんにLINEを。
妙子さんはゴールデンレトリーバーを育て送った経験もお持ちなので、レオンのことはよく相談します。
そして、そのゴールデンのメロディとレオンが目元がそっくりで、妙子さんはレオンにメロディを重ねているようです。
「レオンがこんな状態で出かけるのはやはり無謀かな?」
すると
「私だったら、連れて行っちゃう!ってか私も行く!」
と返信が!
もし、レオンが調子悪そうならすぐ引き返せば良いよね。
と、急遽予約をとり妙子姉さんとレオンとロイと那須高原に行ってきました。
前から那須高原はどうかなと思っていましたが、やはり出かけてみるとエアコンは必要なく森の中の小さな別荘を借りてのんびりしました。
レオンがそわそわしてしゃがむと私と妙子さんも一緒にしゃがんで、レオンのお尻の穴を凝視。
出てきたウンチに二人で歓声をあげ、
「ずいぶん形になってきたよね」
と私。
「十分十分、飾っておきたい!」
と妙子さん。
やっぱり森の中の自然の空気はレオンをそして私達やロイも癒やしてくれました。
妙子さん持参の、とっておきのおやつもレオンはよく食べロイはもちろん大喜びで食べて、エアコンを使わない時間を少しの間ですが過ごすことができました。
東京に戻って、あまりの暑さにびっくりしましたがレオンはずいぶん食欲が戻り嬉しい限りです。
お腹の調子はもうちょっと。
「沢山食べるようになれば、お腹の心配も出てくるけどまずは食べたいという気持ちが大事だから」
という先生の言葉にも励まされ、今のレオンのブームのチーズケーキやチーズ蒸しパンにササミを混ぜてあげる以外にも、ほんの少しの流動食にビオフェルミンや妙子さんおすすめのサプリを日に三度あげています。
ただ、やっぱり自分の力で立ち上がるのが難しく、でも元気は出てきて暴れるので、出かけて戻ってくるとマットがぐしゃぐしゃになっていたりとんでもないところ〜例えばベッドの下に下半身が入っていたりして、もしくは前足で床をこすりすぎて床に血の跡がワイパーでこすったようについていて肝を冷やしたりしています。
ベッドの下は横からは、下手なDIYで塞いだのにまさかそんな端から⁉︎みたいな場所から入り込んでいたりして、大きなクッションを買ってきて全て塞ぎました。
それでも毎日、まさか⁉︎というような事が起きるので気が気ではありません。
元気になってくれるのは嬉しいのだけど、いよいよ大きなケージを買うかなぁとか悩んでいるところです。
でも、とりあえず一生懸命励ましてくれた彼女の言うように、レオンはまだもう少しゆるゆる生きる構えのようです。
本当に沢山の方々に心配していただき、応援してもらい、助けてもらって、レオンとロイと私は毎日を生きております。
ありがとうございます❗️