緑川愛の日記

レオンとロイとの日々

レオンの旅立ち

2021年1月6日水曜日 11時頃

愛犬レオンが逝きました。

 

無事年明けを迎えて、3日まで元気にお散歩にも行けたのにその後3日で亡くなってしまいました。

 

今まで何度も死にかけたレオンでしたが、そのたびにとにかくなんとかしなければと、必死に病院に連れて行ったりスポイトで水や流動食をレオンの口に入れたりしてきました。

 

でも今回はそろそろレオンの命の灯が消えるのだと漠然と理解した私でした。

 

最低限のお水をスポイトでレオンの口に運び、大好きだった食べ物をいろいろと鼻のそばに持ってはいきましたが、レオンがいらないのならもう無理にはやめようと思いました。

 

この三日間で初めて夜中の間中の切ない夜鳴きやひきつけを見てどこか痛いのかと心配になりました。

病院に連れて行くことも考えましたが、いろいろ調べるとやはり老犬には良くあることのようで、無理に動かして夏にレオンが猛抗議した点滴や注射を打つよりはと、思いとどまりました。

 

ただ私の方もほとんど睡眠もとれず、そりゃそうかもだけどなんだか体調もすぐれないし、腰痛も酷いし、そしていつどうなるかわからないレオンを抱えて、とうとう代々木ナルのオーナーみさこさんに相談して、今日はお休みをいただいてしまいました。

 

本当にごめんなさい。

 

みさこさんがお休みすることを快く許してくださり、さらに励ましてくださったので本当に気持ちが楽になりました。

 

 

いろいろ調べると、水さえ飲まなくなってもひと月くらい生き延びる子もいるそうです。

 

今日まではしっかりレオンの面倒を見てそれ以降は、もしレオンを看取れないとしてもそれを受け入れようと決心がつきました。

 

 

そして、今日はちょっとだけでも外の空気を吸わせてあげようかと考えました。

 

車から降りられなくても、部屋の中で寝ているだけでなく、川や草の匂いを嗅いだ方が少しだけでも元気になるという記事も見つけたので。

 

ロイも3日の公園散歩を最後にろくに散歩していないし、と思って準備を始めた時にレオンの様子が変わりました。

 

そして、レオンの頭を抱いてその時を迎えました。

 

ロイはわかっているのかいないのか、ベッドの上にお座りしていました。

 

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なんだか、メソメソ泣くのは自分で自分が許せなくて。

 

私のまわりの方達はみんな私が頑張っていると誉めてくれます。

でも、私が一番私の事をわかっているので。

 

大きいレオンが暴れると被害も大きく、暴れる理由がわからないことも多くて、イライラしてはいけないと思いながら腹が立って叱ってしまったことも沢山あります。

 

その後、もう辞めようと決心しても、やっぱりまたイライラしてしまったり。

 

無事レオンを送ったら、もうロッジじゃなくてホテルに泊まれるなとか、ずいぶん楽になるなとか、考えたり。

 

そんな私がレオンが逝く時だけ、身を切られたように悲しむなんて。

 

そしてそんな私を嫌いにならないで、ずっと私について来てくれたレオンです。

ピーピーと夜鳴きをするレオンを抱いて「レオン、レオン」と声をかけると鳴き止んでくれるのです。

 

 

救いは、大往生と言って良いだろうということ。

病気で長く苦しんだのでなく、老衰であろうということ。

 

ちゃんと送ってあげなければと気持ちを奮い立たせて、レオンをお骨にしてくれる所を探しました。

 

今は、火葬できるトラックで家まで出張して来てくれるペット専門のサービスがあります。

 

おばあちゃん犬を送った時はそれを選びましたが、部屋でレオンと一緒に待っていると余計な事を考えそうだったので、直接レオンを車に乗せてペット葬儀社にロイと一緒に出向くことにしました。

 

そちらの葬儀社で火葬の前に、お線香をどうぞ、とレオンをきちんと祭壇に乗せてくれました。

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1時間半ほど待って、その間初めての場所に大はしゃぎのロイを散歩させて、そしてレオンの骨をきちんと骨つぼ(思ったより大きく重くてせつなかった)に収めてもらって、さらにロイはスタッフの方からおやつをもらって帰って来ました。

 

 

 

あっ!お清めのお塩ももらったけど今思い出しました!

コートのポケットに入ったままです。

 

 

戻ってからは部屋にあまりにもレオンの物が多くて、やっぱりせつなくなってしまいます。

 

片付けてしまうと、何も無くなった所をみてやっぱりせつないし。

 

まだ、私の横のクッションで寝てるような気がして、何回もああそうかと思っています。

 

レオンの匂いがするなあと思ったら、パジャマの袖からでした。

この三日間ずっとレオンを腕枕してたから。

 

 

寝不足だし、さっさと寝ようとベッドに入ったものの1時間で目が覚めてしまい、どうせなら今、日記につけておこう!と思ったのでした。

 

そもそも、ブログにレオンとロイとのことを日記にしてというのは思いつきでした。

 

でも、なんでも三日坊主の私(音楽以外 笑)にとって初めて続いた日記となりました。

特に誰かに読んで欲しい!と思ったわけでもないのですが、沢山の方々との縁のきっかけにもなりました。

インターネットの世界はすごい!

 

私のブログを読んで応援してくださった方々に心から感謝します。

 

そして、あまり良い思い出を持ってないと思っている私にとって、とても良い思い出になったのかなと思います。

 

IT音痴の私が、ブログなんて、、、笑笑

 

 

さて、レオンとロイとの日々のレオンが旅立った今、これからどうしようかなと思っているところです。

 

そして眠ることができるかしら、

と思っています。

 

 

 

 

突然に、、

3日のお昼にみんなで公園に行きました。

 

レオンは元気に結構歩いて、芝生の上で日光浴して帰ってきました。

 

戻ってからはごはんは食べたくないと言って水も飲みたくないと。

 

夜中にはいつものように暴れたけれど、初めて大きな音で歯ぎしりをして、もしかしたらひきつけなのかもと思いました。

 

今日の昼にスポイトで水を口に入れるとやっと少し飲んでくれる程度。

 

支えてあげても自分で立つことも出来ません。

 

いよいよ寝たきりです。

 

たまにどこか痛いのかピーと鳴くのでしばらくさすってあげると落ち着いてくれます。

 

それ以外はほとんど穏やかにしているので、今回は自然のままにしてあげようと考えています。

 

夏の点滴はずいぶん嫌がっていたし、もちろんこのままごはんも食べず水も飲まなければいずれは、、、と思います。

 

 

こまめにいろんな食べ物をレオンの口元にもっていき水もスポイトであげて。

 

でもレオンがいらないと言うのならそうしようかなと。

 

 

新年を迎え、今年は16歳くらいになるレオン。

 

いろんな病気とも闘ってずっと頑張って来てくれて、そして出来の悪い私のことを許してくれてずっとそばにいてくれました。

 

本当に強くて、長生きのいい子です。

 

このまま何も飲まず食べずに天国に行くのか、

また、少しは食べたいと言うのか、そして少しでも立ち上がれるようになるのか、

 

どの道も受け止めようと思います。

 

 

今回はメソメソと取り乱したりはしていません。

 

頑張ります。

 

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昨日、公園から戻って皆んなでお昼寝しました。

シマ縞模様は私のお腹(笑)

 

 

 

2021年を迎えて

なんとか2021年をレオンとロイと迎える事ができました。

 

ずっと調子の良かったレオンが昨年末にまた酷くお腹をこわし、出かけて戻るたびにレオンや部屋を綺麗にして片付けるのに苦労する日が続きました。

 

いろいろ工夫をして出かけるのですが、なんせレオンは前足だけはまだかなり力強く動かせるので、またそれがかえって布団の上でぐるぐる体を滑らせてしまうので大惨事になっています。

 

さすがに三日続いての大掃除にはめげてしまい、そして普通の年末大掃除までは手が回らないし、さらに理由なく夜中に暴れるのにも(認めたくはなかったけれどいわゆる老化の為の徘徊みたいなことだと思う)ずいぶん睡眠不足にさせられ、かねてから楽しみにしていた年末のデコさんLiveに出かけるのを断念しました。

 

 

夜中のみならず朝も早くから暴れるので起こされて、眠い目をこすりながらなんとか立ち上がらせるのですが、部屋の中をヨロヨロとあちこちにぶつかり物を落としながら進み結局転んで立ち上がれなくなり、また立ち上がりたいと文句を言うレオンです。

 

朝、今日くらいはお散歩お休みしてゴロゴロしてても良いかなと心のどこかで思うのですが、部屋の中で暴れるレオンに辟易とするくらいならそして、退屈凶暴ロイに襲われるよりはと思い直してえいっ!と気持ちを立て直しレオンとロイを車に乗せて出かける毎日です。

 

河川敷や公園まで行き、

「ハイ、どうぞ思う存分暴れてくださいな。」

 

と車から降ろすとそこそこ歩いてすぐにどこかに腰を下ろし気持ち良さそうに寝るレオンです。

 

せっかく頑張って来たのに!

 

「えーっ!あれだけ長い時間部屋で暴れてるんだからもっと歩きなさいよ!」

 

と立ち上がらせても、しばらく自由に歩いたらすぐに満足して寝てしまいます。

 

 

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レオンが寝ている間はロイとボール遊びです。
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朝食べたごはんの米粒を鼻の頭にくっつけたまま夢中で遊んでいたロイなのでした。

 


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体を綺麗にしてごはんを食べた後しばらくは天使のように良い子なのですが、、、


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暴れ疲れて変な体勢のまま寝ています。

前は心配でちゃんと布団の上に乗せ直したりしていましたが、寝た子を起こしてまた面倒になることを避けるため今はそのままにしています。

本犬そんなに問題無さそうだし。


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去年の暮れに寝袋を買いました。

首まですっぽりおさまり、ぬくぬく寝てくれる時と、みの虫が殻から出てくるように這い出してくる時もあります。


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レオンのクッションを取り上げてやっつけているロイです。

 

 

 

今日も公園まで行って来ましたが、弱って来ている感じは否めないレオンです。

ごはんも、また好みが変わって今は鳥のササミなら食べてくれます。

食べてくれたと安心していると、お腹をこわしたり。

その繰り返しです。

 

すっかりガリガリに痩せ細って、今までのオムツがゆるゆるになってしまいました。

 

 

 

今、何が気に入らないのかピーピー抗議するレオンをひざ枕しながらこの日記を書いています。

それでも20キロはあるので足がシビれてきます。

 

いつのまにか気持ち良さそうに寝てるし。

 

なるべくレオンが寝ている時に私も睡眠を!と思うのですがそう上手くはいかず、眠い中、一度起こされると今度は眠れなくなってしまい、やっと眠れそうになるとレオンが起きるという負のスパイラルに陥ってしまうこともしばしばです。

 

もちろん決っして楽な介護ではありません。

でも、

「大変ね。」

と言われると

「いや、全然大丈夫です!」

と言いたくなってしまいます。

 

ハイ大変で、、、

と言うと、なんだかレオンがかわいそうな気がしてしまって、、、

 

レオンは良い子!と思いたいのですね。きっと。

 

親バカの気持ちがわかります(笑)

 

今年も始まりました。

 

レオンとロイと頑張っていかなきゃと思っているところです。

最近のレオンとロイ

レオンの布団を一つ借りて私の場所を作り、レオン、私、ロイと川の字になって床に寝て天井を見ながらベッドに誰もいないというのもねぇと考える夜がありました。

 

ロイはやっぱり甘ったれで最初は私のベッドの上におりますが、私がレオンの隣りに寝るとベッドから降りて私の横に滑り込んできます。

しかも丸くなって寝るし!

 

あの、なんだか窮屈ですけど、、、

 

レオンもロイも気にする様子もなく時に寝ながら走ったりして、レオンも夢の中では颯爽と走れるらしく。

 

あの蹴られる私はけっこう痛いんですけど、、、

 

あーこのままでは私の腰がもたない、肩こりだって酷いし。

 

と奮発してマットを買うことにしました。

 

トゥルーなんとか、とか、なんとかプレミアムとか、調べてみると高級マットはいくらでもあって、その上で寝ると夢のように身体が楽だと宣伝していて見れば見るほど欲しくなります。

 

しかしどれもお値段がはり、中にはウン十万もするものも、、、

でも夢のように身体が楽なら、、、

安物買いのなんとかともいうし、と散々考え、

結局、小心者の私は有名アスリートが宣伝しているようなお高いマットには手が出せず、それでも人気ベスト10の中の第5位高反発マットを購入してたいへん満足している次第です。

 

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普段はフカフカの上でのんびり過ごすレオンです。

 

私もだいぶレオンの暴れる理由を把握できるようになって、まるで乳飲み子を抱える新米ママのように、ハイオムツ、ハイうんち、ハイお水、とレオンのリクエストに応えております。

 

最近はもっぱら河川敷へ


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特に平日は誰もいないので、のんびりしてきます。

レオンも見た目はずいぶんヨロヨロですが補助なしでしばらく歩いてみたり。

ごはんもウエットフードを今のところは飽きず食べてくれます。

 

このまま、平穏に年を越すことが出来るのかいやいやそれどころかまだまだ長生きするのか、そればかりは神のみぞ知るですがなんとか平和な日々を送っております。

 

私も奮発高反発マットと、腰痛スパッツとコルセット、河川敷でのストレッチといろいろ工夫しながら頑張っております。

 

とにかく私が倒れるわけにはいかないので(笑)

 

がんばりましょう!

 

と、昨日はほろ酔いのご機嫌で帰ったものの久しぶりのレオンのトイレ失敗に夜中の洗濯でした。

とほほ、あなどれないなレオンめ。

穏やかな秋の夜のはずが、、、

昨夜、夜中にまたレオンが暴れました。

 

ごはんも食べてトイレもすませ、お水もしっかり飲んで、さあこれなら文句ないね。

さあゆっくり寝よう!

 

と思っていたのに、、、

 

 

ちょうど気持ち良い眠りが降りてきた頃に

 

ドカン!

 

という一瞬地震かと思うようなすごい音で現実に引き戻され飛び起きました。

 

「何やってんの!」

 

と思わず声も荒げてしまいました。

 

ケージの中でレオンが布団やクッションの下に埋もれています。

きっと何度も細かく動いて最後に思い切り勢いをつけて立ちあがろうとして失敗。

 

したのだと思う。

 

 

暴れた後の疲れてぐったりしたレオンをケージの布団の中から救出するのは骨が折れます。

 

つい今しがた眠りに落ちようしていた重い体に鞭打ちながら必死でレオンを抱き上げ、ほとんど放り投げるようにクッションの上に寝かせると、すっかり息も切れて自分のベッドに倒れ込みました。

 

しかも、レオンのベッドはさっき綺麗にしたばかり、、、でももう今は直さない。てか直せない。

 

もう、もう、もうっ!

 

真っ暗な部屋の薄暗い天井を眺めながら息を整え、

あ〜今朝、笑顔で介護を!なんてアップしたのに、、、

 

とぼんやり考えているとレオンの気配がないことに気付いて、疲れて静かになったのかいや私のイライラした気持ちが伝わったのかなどと考えたものの、あまりに静かなので逆に心配になり、またブログに書いたように猛烈に後悔してしまい小さなスタンドの明かりをつけてレオンのベッドを覗き込みました。

 

心なしか、しょんぼり見えるレオン。

 

ごめんごめん、そんなに怒ってはいないよ。

 

でもさ、何が気に入らなくてそんなに暴れるの?

 

半泣きでレオンのケージの中にまたいで入り、座り込んでレオンの頭を胸に抱き上げると、レオンは私の胸に顔をつけてとても気持ち良さそうに大きく息を吐いて安心したように目を閉じます。

 

そのまま寝息を立てて眠りそうなレオン。

 

そっか、寂しかったの?

 

わかった、じゃ今夜は一緒に寝よう!

 

掛け布団を持ってレオンのケージに一緒に寝そべると、レオンは私の体にピッタリ体をくっつけて静かに、そして気持ち良さそうに寝始めました。

 

レオンのケージはさすがに私にも少し小さく足を曲げなければなりませんが、疲れも伴って窮屈ながらレオンの暖かさを感じていると共に眠りそうな空気が降りてきました。

 

 

と、カシャっという音が、、、

 

さっきまで私のベッドの布団の中に潜っていたロイが床に飛び降りた音で、また現実に引き戻されました。

 

ベッドから抜けた私がいつまでも戻って来ないので起きたのか、かしゃかしゃと部屋を歩き回る音が暗い部屋の中に響きます。

 

キッチンやトイレの方まで歩いて行ってるみたい、、、

 

ふと音が聞こえなくなって

 

あれ?

 

目を開けて顔を上げると、暗い部屋の中でレオンと一緒に寝ているソフトケージの編み目から黒く光るロイの目がこちらを見ていて、ぴたっと合ってしまいました。

 

「うわぁ〜〜〜」

 

もう〜ロイ〜やめてよ〜 ホラー映画じゃないんだから、、、

 

そうか〜ロイも寂しいのか〜

 

 

わかったけど今夜は許して、

レオンが寝入ったらベッドに戻るから。

 

明日からはケージを外してみんなで寝ようね。

 

 

ホントに本当に大変な夜でした。

 

 

 

でも、なんだか嬉しくて、、、 

 

 

やっぱりなんとしても頑張ろう!

と今日一日を過ごしました。

 

 

で、今夜はケージを外して川の字で寝ます。

 

 

どうなるかわからないけど、、、

 

 

 

 

穏やかな秋に 2

今年の秋は去年のような怖い台風が来ることもなく、11月に入ってからも温かい日が続いているのでレオンもロイも機嫌良く過ごしています。

 

私はおかげさまで忙しく、毎日出かけていますがなるべく公園散歩は少しの時間でも行けるように頑張っています。

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レオンは公園に行く以外はケージの中でほとんど姿勢を変えずに、というか変えたくて暴れてもなかなか起き上がれずに長い間寝ているせいか、床ずれはできないまでも目の周りが涙やけで黒くなってしまったり、オムツのせいでお腹の毛が変色してしまったりと、見た目がずいぶん年寄り犬になってしまいました。

 

さらに最近は食べても、なかなか太ったり筋肉がつくことは難しく腰骨が浮いてきて見ていて少し気の毒な感じです。

 

一時は何をあげても食べてくれないレオンでしたがいろいろ試した結果、今は缶詰めになっているウエットのドッグフードは気に入ってくれているのであれこれ味を変えてあげています。

 

缶を開けるとコンビーフのような良い匂いがします。

これはきっと美味しいに違いない!

と、それに先生おすすめのドライフードや気休めかもしれないけどビオフェルミンを混ぜたりしてあげています。

 

お腹の調子も良いし、飽きないでくれることを祈りながら毎日ごはんの支度をしています。


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どこの公園に行ってもドッグランに行っても他のワンコの飼い主さんに声をかけられます。

 

今やペット業界も高齢化社会ですから、皆さん他人事ではなく、いろいろと心配なことも多いようでいろいろと情報交換しています。

 

よろよろとしていますが、気ままに歩いて気ままに休んでいるレオンを見ると、皆さん励まされるようで休んでいるレオンのそばでずっと撫でてくれたり、「頑張れ、頑張れ!」と声をかけてくれたりします。

 

なかには、老犬介護の末に大事なワンコを送りました。と涙ながらに話しかけて下さる方もいます。

 

 

そこへロイがやって来てその方の足にお尻をこすりつけて

「ロイもかまって!」

とやるので大笑いです。

 

ロイ!君はクレヨンしんちゃんじゃないんだから!
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そんな穏やかな時間もありますが、レオンが夜中にドタバタしたりピーピー鳴いたりすると

「あ〜眠い、面倒くさい」

とか、

 

汚れた布団を洗濯して掃除して、全て綺麗にしたすぐその後に暴れて全部汚してしまったりすると

「もうっ!」

とイライラしたりとか、します。

 

 

でもその後、必ずとてもとても後悔するのです。

 

ごめん、レオンはわざとじゃないのに。

ほんとにごめんね。

 

 

ああ、蓼科高原でのことを忘れそう。

だめだめ、しっかり思い出さなきゃ。

 

はいはい!

と笑いながら介護できる毎日の為に頑張っています。

蓼科高原へ

今年の春から続くスカスカのスケジュール帳を見るのに慣れてきていた私でしたが、応援してくださる方々に支えていただきながら、レッスンなどもいれると前よりはずいぶん忙しくなってきました。

 

大変だった夏を越して、レオンの介護もずいぶん楽になりました。

 

レオンは今、特段具合が悪いところもなく前ほど暴れたりもせず穏やかに過ごしていますが、それはより歳をとったということでもあり、ずいぶん弱ってきているともいえます。

まあ、自然の流れなのだと思えます。

 

一日のほとんどをケージの中で寝て過ごし、ごはんを食べ、私に起こされ車に乗って近所の公園で後ろ足を補助して一時間ほど歩くという毎日を過ごすレオンです。

 

11月以降は今年いっぱい、まとまった休みがとれそうもない。

世の中は次々とGo to キャンペーンのニュース。

 

よし!今年最後の旅行、行くか?

 

旅行サイトを調べると、沢山のお得旅プラン!

がしかし、大人一人犬二匹というプランはぐっと数が減ります。

毎日の公園散歩でレオンの休憩中にロイにボールを投げながら根気よく調べ蓼科高原のロッジをGo toキャンペーンを利用しての予約にこぎつけました。

 

旅行に出る前の日まで秋雨続きだったのに、出発の日から旅行中ずっと穏やかな日に恵まれて特に意識していた訳ではなかったのですが、紅葉シーズン真っ盛りに当たりました。

 

宿の管理人さんから、もうすでに寒いから!と脅かされセーターやコートをバッグに詰めて出かけましたが、確かに朝は2℃と冷込んだものの、昼間はセーター一枚で山や湖を散策したり牧場でのんびり出来たりする穏やかさでした。

 

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ロイはロッジの出窓が気に入ったようです。

 

 

宿は蓼科高原の女神湖のすぐそばでした。f:id:midorikawaai:20201030124628j:image
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子供の頃、カレンダーで見て強烈な印象で覚えていた東山魁夷の絵のモデルになったと言われている池が車で小一時間で行けると知り、最近読んだ本の中にも出てきていたし、どうしてもこの目で見たくなって今回は私のわがままにレオンとロイに付き合ってもらいました。
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本格的な装備でカメラを構える人達の横で密かに写真を撮りました。

私の腕では実際目で見た感動は伝えられないです。

 

 

その帰り道、こんなに!?というほどの数の鹿に会ってびっくり!


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実は到着日には道端のガードレールにもたれて何か食べてる猿達にも会ったのですが、車を止める事が出来ず、写真は撮れませんでした。

まあ、びっくりしている間に通り過ぎたというのが正しいかな。

 

 

八ヶ岳の山々を見下ろす展望台で一休み。

朝のうちはかなり寒かったですがレオンはむしろ元気です。
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お昼はポカポカと暖かいので、しばらくの間、牧場でのんびり。

 

ロイはボール遊びに興じました。
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帰り道でもあちこちで車を止めて休み、レオンとロイを降ろしましたが彼らなりに楽しんだようです。
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今回はGo toトラベルのおかげでちょっと贅沢な宿に泊まることが出来て、更に天気に恵まれ信州の紅葉の一番素晴らしい時期に当たり、レオンやロイも楽しんでくれたようですが、何より私が楽しませてもらったようです。

 

まだ雪は無い、いくつものゲレンデを見て、ずいぶんスキーに夢中になった青春時代などを思い出してキュンとなったりしてみました。

 

 

神さま、ありがとうございます。

東京に戻ったら文句を言わず仕事とレオンの介護頑張ります!

と心の中で言って帰ってきました。