緑川愛の日記

レオンとロイとの日々

食べてくれないレオン

レオンが牛肉や鶏肉などお肉だけはなんとか食べていてくれたものの、お腹をこわしてから「ぜーったい、何も食べない!」

と、頑なに食べてくれません。

 

今まで何度か老犬を送っている経験から、手作りのミートボールや魚のつみれ、ベビーフードや介護食、毎日いろんなものを口までもっていきますが、頑として食べてくれません。

 

水だけは飲みたいと言うので立ち上がらせてあげるのですが、すると結構歩けるのでそのまま夜中だと10分くらいは外を散歩したりしています。

 

もちろん何も食べなければ死に向かうだけです。

そしてそれはレオンの本能でそろそろ逝きますからと言っているのか、単に暑さとお腹をこわした経験と歳のせいで食べたくないのか私にはわからないので、栄養ドリンクやベビーフードにサプリメントなどを混ぜてスポイトであげる事にしました。

 

とりあえず、口の中に入れると出したりはせずに、ごっくんと飲んでくれます。

 

いろいろ調べると、食べない老犬はたくさんいてワンコの飼い主さん達はみんな苦労しているようで、記事の一つにドレッシングやマヨネーズなどのボトルに入れてあげているとあったので、今日は早速買い求めそれに入れてあげました。

 

特に苦しそうでもなく、エアコンの効いた部屋でのんびり寝ています。

 

私が動くと上目使いでこちらをチラッと見たり。

 

最初のうちは、普段から強そうな事を言ってたものの、気持ちも暗くなり突然泣きそうになってしまったり、一生懸命自分を励ましたりしていましたが、10日ほど続けているうちにだんだん落ち着いてきました。

 

 

私の周りには、100歳に近い高齢のご両親の介護をされている方も沢山います。

 

その方達のお話を聞いてもその100歳くらいのおじいちゃんおばあちゃんで、意識もしっかりあって歩いたり動いたり出来ている方は稀です。

 

レオンは人間ではなく犬ですが、人間に例えれば100歳に近い訳だし寿命が近づいてきているのは普通な訳です。

 

 

もし、この先少し涼しくなるまでこのままでいてくれたら、きっと緑の多い自然が沢山の所に行って一緒に風に吹かれようね。

と思っています。

 

 

去年から、

もうこれが最後かもと、一緒に公園に、湖に、山に、海に、と何度一緒に行ったことでしょう。

 

そして、それはほとんどレオンの為というよりは私の為でした。

レオンは付き合ってくれたのだと思う。

 

いろいろ調べるている時に、あるワンコの飼い主さんが

「この世の中に絶対というものは一つだけ、それは死ということだ」

という言葉を記事にあげていました。

 

地球上では人間が一番受け入れるのに苦労しているのかもしれませんね。

 

さてさて、もう一踏ん張りです!

 

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